賃貸住宅入居への流れ | |||||
入 居計画 |
希 望 条 件 |
交通の便・買物・学校・職場・病院・住環境・地域性等々の中で重要な条件は何でしょうか? アパート/戸建・間取・広さ・家賃・入居時期は? 条件を具体的にしてゆけば、物件が絞りやすくなります。(絞りすぎると見つかりにくくなりますが・・) |
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家賃 相場 |
部屋探しを始めるとき、最初に、自分が希望する地域・条件の「家賃相場」を把握しましょう。 家賃相場は地域・条件ごとにほぼ決まっています。自分が払える予算と希望地域・条件の家賃相場を比べてみて、予算の方が明らかに少ないときは、自分の希望条件を譲歩して、別の地域・物件で探す方が近道です。周辺相場については当社へお気軽にお尋ねください |
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情報 収集 |
所在地や沿線・駅、間取り、価格などのすべての面で満足できる物件は、すぐには見つからないのが普通です。できるだけ多くの情報を集めることが重要です。 不動産会社は、2つの方法で賃貸物件の広告を出しています。第1の方法は、広告・インターネット等を利用して直接消費者にPRする方法(消費者向け情報)です。第2の方法は、他の不動産会社に対して賃貸情報を公開する方法(不動産業界内情報)です。この業界内情報は、消費者の目に触れることは少ないのですが、不動産会社に行けば、見ることができます。 また、賃貸物件は、入居者募集をしてから入居者が決まるまでの時間が短いという特徴があります。特に、毎年1月〜3月の賃貸シーズンの場合、早いものでは1〜2週間で入居者が決まります。 |
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希望 条件の 整理 |
ただし、情報を集めることに熱中しすぎると、優良物件にめぐりあっても「もっといい物件があるはずだ」と、せっかくのチャンスを逃してしまいかねません。 そうした事態を防ぐには、あなたのご希望条件に優先順位をつけておくことをおすすめします。 |
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資 金 計 画 |
月々の家賃等支払可能金額は? 入居時にかかる諸費用等から、入居時の支払金額を算出 |
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入居に 必要な 資金 |
賃貸住宅に入居するには、およそ家賃の6ヵ月分が必要と言われています。その内訳は、礼金、敷金、保証料、保険料、仲介手数料が1.1ヵ月(消費税を含む)、前家賃(=入居を開始する月の家賃)が1ヵ月+日割分です。もっとも、物件によっては礼金や敷金および付帯費用に高低がありますので、6ヵ月分というのはあくまで目安となります。 また、引越し費用や家具の購入費用も含めると、実際にかかる費用はさらに多くなります。できるだけ余裕を持って予算を組んでおく必要があります。 |
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契約時 費用 |
ご契約時に必要な費用は下記の契約時費用(敷金、礼金、保険料、保証料、仲介手数料等)に加え家賃、共益費、駐車料の前払い金1ヶ月(入居が月途中の場合は1ヶ月+日割分)が必要です。 | ||||
敷金 (保証金) |
賃貸住宅に入居するとき、家主に対して敷金を預けておくのが一般的です。敷金はあくまでも預けておく金銭ですから、賃貸住宅から退去するときに原則的には戻ってきます。 ただし、賃貸住宅から退去する際に、家賃を滞納している場合や、入居者の負担で部屋を補修する必要がある場合、汚れのひどい場合、その費用にあたる金額が敷金から差し引かれることになります。 なお、家主に預け入れた敷金(保証金)の一部を退去時に償却する「敷引」と呼ばれる制度を採用している場合もあります。契約内容で取扱が若干異なる場合がありますので契約時にご確認下さい。 |
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礼金 | 賃貸住宅に入居するとき、家主に対して礼金を支払うのが一般的です。礼金は、賃貸住宅から退去しても戻ってきません。礼金の額は物件によって異なります。 | ||||
保険料 | 賃貸住宅に入居する場合、入居者は自分のお金で損害保険や共済などに加入することが条件になっているケースがほとんどです。この費用は2年契約で2万円程度となります。 | ||||
保証料 | 家賃保証等をする保証会社への申し込みが条件となるケースが多くなっています。 | ||||
仲介 手数料 |
仲介手数料は、家主と入居者との仲介をしている不動産会社に支払う金銭です。この金額は合計が家賃1ヵ月分の1.1倍(税込)以内と法律で決められています。 | ||||
毎月 費用 |
家賃 |
入居を開始月の途中から入居する場合は、その月の家賃(入居する日から月末までの日割り家賃)と翌月分の家賃を、一緒に支払います。 | |||
共益費 | 賃貸住宅を借りるとき、家賃のほかに「共益費」を毎月支払うことになります。共益費とは、建物の清掃などの維持管理に必要な費用のことです。家賃と一緒に毎月支払うものですから、入居者の立場から見ると、家賃の一部と考えることもできるでしょう。 ただし、礼金や敷金、仲介手数料における「家賃の○ヵ月分」の金額には含まれません |
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駐車料 | 賃貸住宅の駐車場を使用するには駐車場料金を毎月支払う場合があります。住宅に駐車場のスペースが希望台数分ない場合は、近隣駐車場で別途契約することになります。 | ||||
自治 会費 |
各自治会によって差異はありますが500〜1500円程度です。家賃と一緒に集める場合と、各自で対応する場合があります。入会金の必要な場合もあります。 | ||||
公共 料金 |
電気・ガス・上水道・下水道(浄化槽/汲取)・電話など | ||||
その他 | 更新料 | 賃貸住宅は2年契約にすることが多いので、2年に1度の割合で契約を更新するのが一般的です。契約を更新する際には「更新料」を支払うケースがあります。更新料とは、契約の更新の際に家主に支払う金銭であり、部屋から退去しても入居者には戻ってきません。 | |||
引越・ 家財 購入 |
賃貸住宅に入居するとき、意外にかかるのが引越し費用です。この金額は、部屋の広さ、荷物の量などによって違います。また、引越し会社によっても開きがあります。 また、新たな家財を購入する費用も発生します。 |
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物件決定から契約 | 物 件 見 学 |
収集した情報を検討して、気になる物件があったら積極的に現地見学に行きましょう。物件情報だけではわからない建物の具体的な状態や、周辺のさまざまな環境を知るには、現地を見学するのが一番です。当社ではご案内も随時承っております。 チェックリスト例 □敷地・建物(地形・地盤・構造・間取等) □道路(幅員・舗装等) □交通 □住環境(日照・通風・騒音・臭気・隣接地等) □生活(買物・学校・病院・公共施設・ゴミ処理等) □上・下水道・ガス・電気・通信設備等 □安全面(交通量・人通り・近所づきあい・セキュリティ) |
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物件 チェック |
現地で物件をご覧になるときは、まず第一に、広告などの情報通りかどうかということを確認しましょう。さらに状態や、日当たり、風通しなど図面ではわからないことをよく確認します。 また、家族それぞれの立場からチェックすることも重要です。 |
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周辺 環境 チェック |
周辺環境はとても重要です。最寄りの駅への所要時間、学校・公園・病院・商店街などの施設状況は必ず確認しておきましょう。 また平日と日曜、昼と夜とでは、道路の混みぐあいや騒音などの状況が大きく変わる場合もありますので注意しましょう。 |
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申込み |
物件を下見して気に入った場合、「入居申込書」を提出することになります。この入居申込書の書式は、住所・氏名・年齢・職業・年収などを記入する書式になっています。 ここで注意したいのは、入居申込書は、あくまで入居する意思を確認する書類であって、賃貸借契約書ではない、ということです。 入居申込書を提出した後でも、入居申込みをキャンセルすることは可能です。ただし、軽はずみなキャンセルもこまりますので、申し込みは慎重にしてください。 「入居申込書」には、住所・氏名・年齢・職業・年収・保証人の氏名などを記入する欄があります。こうした細かい事項を記入する理由は、不動産会社が家主様にその内容を知らせる必要があるからです。つまり、入居申込書は、家主様がOKを出すかどうかを決める重要な書類です。 最近では、信販会社・保証会社を通すことも多くなっており、その場合は保証会社の申込書も記入し、審査を受けます。 なお、お申込み日から入居日(解約始期)までの期間は2週間程度以内が一般的です。 |
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契約金 準備 |
賃貸借契約までに用意するお金は礼金・敷金・仲介手数料・前家賃・保険料・保証料等です。 | ||||
重要 事項 説明 |
重要事項説明書とは、物件概要や契約内容を詳しく記載した書類です。不動産会社は、賃貸借契約を結ぶ前に、この重要事項説明書を入居者に交付する義務があります。重要事項説明書は、契約書ではありませんが、重要な書類です 不明な点は必ず確認してください。 |
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賃貸借 契約 |
賃貸借契約書には、すぐに署名・押印するのではなく、分からないところを質問して、納得してから署名・押印するようにしてください。賃貸借契約書を結んだ時点で、契約のキャンセルは原則的にできなくなります。入居前であっても契約は始まっていますので、礼金・仲介手数料は入居者には戻ってきません。入居者には、基本的に敷金が戻ってくるだけです。 |
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家賃等の金額・ 支払い方法 |
通常は、翌月分の家賃、管理費、駐車料の合計金額を、前月末までに所定の銀行口座に振り込むことになっているケースが多いです | ||||
禁止事項 | 賃貸住宅で生活する際のルールも、契約書(または添付書類)に書かれています。例えば、ペット禁止、ピアノ禁止、深夜の騒音の禁止などです。こうした禁止事項はよくチェックしてください | ||||
入居者 | 例えば、結婚を予定しているので2DKの賃貸物件を借りるが、入居当初は1人で住むという場合、契約後に入居者数が増えることになります。こういう場合に備えて、契約書では「同居人の変更や増加は事前に家主に通知しなければならない」と書かれていることが多くあります。 | ||||
設備等 | エアコンや照明器具、ガスコンロ、湯沸し器などの設備機器の設置状況も確認しておきましょう。もし必要なものが設置されていない場合は、入居者が自ら設置しなければならないことになります。 入居者が設置したものは退去時に、入居時と同じ状態に戻す(原状回復)のが一般的です。 |
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修繕等 | 一般的な契約書では、修繕項目について、誰が修繕費を負担するのかという点が詳しく書かれていません。そのため、入居後に修繕費用の負担をめぐってトラブルになることがよくあります。 通常、電球の取り換えのように軽微な修繕は、入居者の自己負担です。しかし、金額が大きく、しかも普通に生活していれば当然に予想されるような修繕(水道が老朽化したため漏水した場合等)については、家主様が負担する場合が多くなります |
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契約期間 | 契約期間とは、入居者がその物件に入居する予定日から、契約が終了するまでの期間を指します。 たとえ入居者の都合で入居が遅れたとしても、家賃は契約期間の始まる日から発生します。家賃を無駄にしないためにも、契約期間の始まる日は、自分が確実に入居できる日にしておきたいものです。 |
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解約 | 入居者が契約期間の途中で、契約の打ち切りを家主に申し入れることを「中途解約」といいます。期間を定めた賃貸借契約の場合は、特約がないと原則として中途解約はできません。 一般的な契約書では「入居者が中途解約しようとするときは、退去日の1ヵ月以上前に、家主に通知しなければならない」とする場合がほとんどです。この解約予告通知が遅れると、家賃を余分に支払うことになる場合があるので注意してください。 |
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解除 | 契約に違反したことを理由に、契約を打ち切ることを「契約の解除」と言います。通常の生活をしていて、家賃を支払っているならば、契約を解除されることはありません。入居者の権利は法律(借地借家法)で保護されており、家主側の一方的な都合で入居者を退去させることはできないのです。 しかし、家賃滞納が長期間続いた場合や、入居者が著しく他の入居者に迷惑をかけ続けた場合には、家主は契約を解除することができます。 |
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敷金返還 | 敷金は部屋を退去する際に戻ってきますが、全額戻ってくるとは限りません。入居者の故意や過失で破損・汚損した部分の補修費用等は、基本的に敷金から差し引かれます。また、特約を設けている場合もあります。 | ||||
お 引 渡 し ・ 転 居 |
引渡し | 契約開始日に物件の引渡しとなります。物件の鍵を受取り、鍵受領書に署名捺印し引き渡し完了となります。また、物件使用前に不具合や傷等がないか確認をし、あれば管理業者に連絡しましょう。そのままにしておくと、誰の責任なのか明確でなくなってしまい退去時にトラブルとなることがあります。 | |||
引越 | 引越し料金は、引越し会社ごとにまちまちです。ワンルームではあまり料金に差がありませんが、ファミリー世帯の引越しになるとかなり差がでます。複数の会社から見積りを取ることをお薦めします。また、3月、4月は予約がいっぱいになることが多いので、早めに予約を取りましょう。 | ||||
各種 手続 |
電気 | 転居するとき、旧住居での使用停止と、新住居での使用開始については、早め連絡しておきましょう。 関西電力福知山営業所 0800−777−8810 |
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上水道 | 転居するとき、旧住居での使用停止と、新住居での使用開始については、早め連絡しておきましょう。 綾部市上水道課 0773−42−1815 福知山市ガス水道部営業課 0773−22−6501 |
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ガス | 転居するとき、旧住居での使用停止と、新住居での使用開始については、早め連絡しておきましょう。 ガスの使用開始の際には、ガス会社が、住居に入って点火試験を行うので、本人や家族が立ち会う必要があります。連絡を入れるときに、その日時も決めましょう。 | ||||
下水道・ 浄化槽・ 汲取り |
転居するとき、旧住居での使用停止と、新住居での使用開始については、早め連絡しておきましょう。 浄化槽の場合は基本的には共益費に含まれるため手続は要りません。 綾部市役所下水道課 0773−42−3280 綾部市役所市民課(汲取) 0773−42−3280 福知山市下水道課 0773−23−2084 |
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電話 | 電話の移転手続きは、NTTの局番なしの「116番」へ連絡してください。電話の移転工事はNTTの局内工事なので、住居への立ち入りはありません。なお、新住居に電話線が引き込まれていない場合又は高速回線への変更は、電話線を住居の外から引き込む工事が必要です。この引き込み工事には立ち会いが必要です。 | ||||
住民票・ 印鑑証明 |
住民票・印鑑登録の手続きは、旧住居の市区町村役所と、新住居の役所の両方で行います。まず引越す前に、旧住居の役所で住民票の転出届を出します。(このとき印鑑登録は自動的に抹消されます) 次に、新住居の役所で住民票の転入届と印鑑登録の登録申請を出します。印鑑登録の登録申請には、登録する印鑑と顔写真付きの公的証明書(運転免許証やパスポート)を持参してください。 なお、同一の市区町村の中で転居するときは、住民票の転居届を引越し後に出します。. |
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運転免許証 | 引越し後に、所轄の警察署もしくは運転免許センターで、運転免許証の住所変更の手続きを行います。このとき持参するものは、運転免許証、印鑑、新住所を証明できるもの(新住所が記載されている住民票など)です。 | ||||
車庫証明 | 自動車の所有者が引越したときは、自宅から2キロメートルの範囲内に車庫を確保する必要があります(車庫法)。新しい車庫が確保できたら、所轄の警察署で車庫証明の手続きを行ってください。 なお、この手続きの際、新しい車庫の管理者が発行する「使用承諾書」が必要です。 |
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自動車の登録 | 引越しにより所轄の陸運支局が変わった場合には、新住所を管轄する陸運支局(または自動車検査登録事務所)で、自動車の登録変更の手続きを行ってください。このとき持参するものは、車庫証明(新住所での車庫証明)、車検証、新住所の住民票、印鑑、自動車税納税証明書です。 | ||||
郵便 | 引越すときは、郵便局への届出も忘れずに行ってください。郵便局の窓口に置いてある葉書大の「転送届」に必要事項を記入し、それをポストに投函するだけです。引越し日の2〜3日前に、投函しておきましょう。 | ||||
銀行 | 銀行口座の住所変更も済ませておきましょう。この手続きは口座を作った支店以外の支店でもできます。持参するものは、印鑑(通帳印)と預金通帳です。 | ||||
ではお客様のよりよい住まいづくり・資産形成をお手伝いします。 ○物件のご紹介・ご案内しております。お気軽にお問合せ下さい。 ■仲介物件につきましては、成約した際に規定の仲介手数料(家賃/駐車料1か月分+消費税)を申し受けます。 |